2011年10月04日

 川のむこうへ  松戸

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古いもつやきの店である。


店やのれんのくたびれ具合がうれしい!


入り口と並んで、外に向けて、もつの焼台がある。




店内の灯りは蛍光灯でちょっと暗め。


だが、4人の店員は全員女性! し、しか〜し、相当なおねえさま方。


ォオオオ!!、えっえぇ〜てな感じ。


客層はやはり年配筋、いわゆるオトナの方々が多い。




飲食店での蛍光灯のうす青い光を嫌う人もいる。


しかし、この店には妙にあたたかそうな電球色より、

蛍光灯のうす青い光があう。


さらに、全員相当なお姉さま方というだけでなく、

松戸という川むこうの町にいるということが寂しさを増加させる。


いっぺんにこの店が好きになった




しかし、


しみじみ感ただよう状況を破る客が…


テーブル席についた客、これが二人とも100キロ超か?と思わせるカップル。


二人とも30代後半か?




男、「あのころは走ってたんですよね」




女、「えっ、表を」




男、「あまり裏を走る人はいないと思うけど?」




女、「考えたらこの頃、走る夢も見たことないわ」




ふたりは,ケラケラと、まことに明るく楽しそう。


駅近のもつやき屋で、イスが小さく、この肥ったカップルは、


おしりが半分以上もイスからはみでていて、見ているこちらが不安になるが…


「ビール、ガツ、もつやきとやっこ、あと煮込み二人前もね」とつぎつぎに注文。


食べながらも明るい反応に収支しているふたり。




体の大きな人と一緒でうれしいのは、ビールや食べ物が、プールのスラロームのように、

澱みなく喉をすべり落ちて行くさまを見ていているのは気持ちよい。




こんな明るい二人がとなりで飲んでいると「うまくいってね」と思うが、

大きな二人が、突然痴話げんかを始めて…… 




やめよう。






さびれた店、暗い蛍光灯、全店員そうとうなお姉さま。


それだけでもうれしいのに、


それに100Kg超の妙に明るいカップル


これは鉄板だ!




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posted by 川上哲也 at 09:13| 東京 ☀| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月25日

客ひとり  一之江


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ガラス戸からのやわらかな光が、


ゆったりとした空気感を生む。


 


 


 


 


 


 


ゆっくりとビールを口に運ぶ。


きゅうりの塩づけをポリッ


いつもならビールはググッと飲んでしまうが…


 


きゅうり.jpg


 

 


 


 


アルミの灰皿でさえ…


 

 


灰皿2.jpg


 


アァ…良い時間だ。

 


 一人飲みのよろこび。


 

posted by 川上哲也 at 22:04| 東京 ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月20日

 おぼん


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この頃、おぼんをみかけない。


 


 


ラーメン屋でも、指をどんぶりの縁にかけて「おまちどう」の店が多い。


 


とくに若い経営者の店で見かけない気がする。


そんな若い経営者が育った家庭では、親たちがおぼんを使わなかったのだろうか?。


 


以前は、どんぶりの縁に、脂ぎった兄ちゃんの指が掛かる事をきらったし、店の主人も注意をしたものだが……。


 


 


いつの頃から、おぼんを見かけなくなったのだろう?


 


 


女性誌が


「南フランスで、ひと味ちがう大人の恋。」「なんといってもイタリア素敵!」なんて、わけのわからないクスグリで盛んにヨーロッパ旅行を紙面で満たしはじめた1980年頃からか?……。


 


やたら前掛けを、腰ではなく尻、それも尻の半分あたりでしめる店員を多く見かけるようになった。


自分ではキリッとかっこ良いつもりだろうが…。


日本人は、新しい物にはすぐに飛びつく癖があるからな。


 


 


カウンターだけの店はともかくとして、小上がりや、


テーブル席などがあるちょっと広めのお店では、


是非ともおぼんを使ってほしい願う。


 


 


白衣や割烹着を着たおねえさんが、


料理をおぼんに乗せ、ス、ス、スーと目の前にくる。


「おまちどうさま、鯉のあらいです」と……


カタチとして気持ちよい。 


 


おぼんをきれいに使ってほしい。


おぼんをなくさないでほしい!


 


 


おぼん、 ん、 ?


おぼんには、こぼんもなくてはならない。


 


おぼん、こぼんは元気だろうか。


 

 

 

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posted by 川上哲也 at 15:38| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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