2010年12月13日

山田屋  王子

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寒さが増し、魚や野菜などがおいしい季節だ。

牡蠣もうまみをたっぷり貯え、牡蠣フライをつまみに、
ビールをグイグイーと飲みたくなる時が無性にある。
牡蠣フライを注文してもフライ一品で腹が一杯、
しかたなくおしんこで終わりということがよくある。
ごはんのおかずでもあるまいに。

この店はつまみの量が少なめだ。
フライはおおぶりの牡蠣が二個。
二個じゃチョット少ないよ、と感じる人もいると思うが、
好きな人は再注文すればアツアツの揚げたての物が食べられる。
さめた揚げ物はマズイからな。

まぐろぶつ切りや、なぜか男性が好きなポテトサラダ、
温泉卵 にそばが入ったハンジュクなど品数は豊富。
六十円生卵から大半は 二百四十円、四百四十円銀ダラ煮つけまで。
店内は天井が高く、二十人は座れそうなおおきなテーブルから六人がけまで十本ほどある。
テーブルとテーブルとの間隔が広く、気持ちまでもユッタリとして、
ちいさい酒場が多い東京北部の店としては大きい店で天井の高さも相まって息苦しさがない。

家族で切り盛りしているらしく、働いている人の顔や雰囲気が似ている。
なかでも私が好きなのは、この広い店内をいそがしく焼酎などを注ぎまわっている小柄な老女がいる。
百四十センチくらいで頭に強めのパーマをかけ、パリパリと威勢のいい対応が気持ちよい。

先日も酔っぱらいすぎの三人組が入店して騒いでいると、
スッーと寄って行き「あんた酔っているね、もう帰りなさい」と注意。
酔っぱらいが大きらいなのだと思う。
私がこの店に行くときは、口開けに行ける日、
ときめているのでまだオババにしかられたことはない。

しかしハムかつを食べたくなって、
「ハムかつは何枚乗っかてますか?」の問いに「5枚です」。
「5枚は食べられないので2枚で出してくれませんか?食べ残したくないから」と聞いたら、
「そうはいかないのよ、残してもけっこうですよ。』とキッパリ。
なにがそうはいかないのかわからないが、ダメなものはダメなのだ。
ダメ!

身体は小さいが一歩も引かずキッパリ、この私の眼があるかぎりこの店では、、てな感じ。
こうゆう人の働く姿を見ながら飲む酒はうまい。
キッチリのオババがいる店なので春は「たらの芽のてんぷら」、夏には「なれそれ」、
牡蠣は10月からとか、季節感をキッチリ?(少数品目だが)だしてくれる。
うれしいことだ。

みなさんもキッチリとキッパリになれてね。

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posted by 川上哲也 at 20:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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